2005年06月28日

優しい音楽

瀬尾まいこ、双葉社、2005年4月刊。6/26〜6/27に読みました。
「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の三篇を収録。
最近、個人的に注目してる作家さんです。私が読むのはこれが3冊目。

*優しい音楽*
タケル君がそう言って、冬休みの最後の日にも一緒にお寿司を食べる約束をした。
恋人ができると、食べるものも食べ方のレパートリーも広がる。
違う環境で育った人と親密になるのは、とても愉快なことなのかもしれない。(p42)

今回読んでて一番共感した一節です。
「そうそう、まさにその通り!」って。
ねぇ?(……って誰に同意を求めてるんでしょうか・笑)

ただ、相手の違いを楽しめるならいいのだけど、場合によっては「価値観の相違」
っていうありがたくない言葉が登場することになるんですよね。
昔、テレビか何かで離婚理由のトップだと言ってたような気がするんですが。
自己主張ばかりするんじゃなくて、違いを受け入れるのって大事だなと思います。

千波がタケルと付き合い始めた理由(そして両親になかなか紹介しなかった理由)、
わかった後はどうなるのかなぁとハラハラしてたんですが、
読み終わった後はすごく爽やかな気分になれました。うーん、いいなぁ、って。

*タイムラグ*
最初は何考えてるんだろう!?と思いましたね。
主人公は深雪というんですが、何と不倫相手(平太)から子どもを一日預けられちゃうという。
で、何でそんなことになったかというと、平太が妻と旅行に行くためだという。
それでどういうことになるのかなー、と思ってたら、
これも最後はいい感じ(……と言えるのかな)の終わり方でした。
この人の本って「悪意」っていうのが存在しないのかなー、と思いました。

*がらくた効果*
これもちょっと変わった感じのお話です。

同棲中だけどちょっとマンネリ化してたカップル、章太郎とはな子。
ある日、はな子が元教授でホームレスの佐々木さんを拾ってきて……。

はな子も不思議ですが、佐々木さんもなかなか不思議な人でしたね。
3人の奇妙な(?)生活が始まる中、章太郎とはな子の関係にも変化が生まれて。
最後はほんわかした気分になれました。

瀬尾さんの本は、いつか文庫化したら全部揃えちゃいそうな気がします♪
タグ:瀬尾まいこ
posted by ルゥ at 19:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | 恋愛モノ | 記事編集
この記事へのコメント
気がついたら4年以上の時が過ぎたけれど
本日、文庫本を購入。
Posted by ルゥ at 2010年02月08日 21:03
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